料理を通じて新しい出会いがある映画『ノーマ』

はじめまして、今回初めて寄稿するkamito努(かみとゆめ)です。

早速ですが、今回紹介したいのはドキュメンタリー映画『ノーマ、世界を変える料理』とその続編とも言える『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た』の2作品です。

どちらも、デンマーク・コペンハーゲンにあるレストラン『noma(ノーマ)』の様子を描いたドキュメントです。どちらの作品も、調理の様子やメニュー作成の会議、シェフへのインタビューなどで構成されています。

DogEarFilms流 こんな人にオススメ
・料理が好き、食べることが好きな人
・プロフェッショナルな仕事に憧れている人
・ドキュメンタリーならなんでも好き!という人

料理から、映画で新しい出会いが経験できる

映画はそれぞれ2015年、2016年に公開されているので、ドキュメンタリーとして記録していることを考えると公開以前の『noma』が切り取られているわけです。

なので、実は現在は世界一のレストラン(※1)ではありません。

ただシェフを軸にしたドキュメンタリーとしては貴重な作品になっています。世界一のレストランになるまで、なる、なってからの失敗など、順を追って包み隠さず描かれているという点で、料理人としてのプロの仕事を覗き見ることができるので今からでも観るべき作品です。

そして、『noma』が作り出す料理の世界は、もはや”料理”という言葉を超えて芸術(=アート)の域に達しています。これは『noma』の料理を見れば誰もが納得するはずです。

今までに見たこと、触れたこと、想像すらしたことのないものにスクリーンを通じて出会えるというのは、映画の楽しみのひとつだと考えていますが、それがまさにこの映画で体感することができます。

想像のしようがないほど独創的な料理と、それを生み出す料理人の並々ならぬ覚悟と挑戦、料理の世界を知る人も、そうでない人も、またあるいは食に全く興味がない人でも、画面から温度が伝わってきそうなほどの熱意には心を動かされるはずです。

どちらか観るなら、絶対『ノーマ、世界を変える料理』

ただし、もしどちらか一方を観るならば、私は絶対に先に制作・公開された『ノーマ、世界を変える料理』(2015)をお勧めします。

『ノーマ東京』がイマイチだというわけではないのですが、この作品はどちらかと言うと同業者向けかなと感じました。企画立案から施策し、客を迎え入れるまで、かなり専門的で狭い部分を扱っていたので、『noma』というレストランの魅力を通じて、様々なことを考えさせられるのは『ノーマ、世界を変える料理』だと思います。

公開規模も小さめで、ご覧になられた方も少ないかもしれませんが、ぜひこの機会にご覧になってはいかがでしょうか。

 

※1・・・毎年、世界トップ50のレストランが発表されます。

死ぬまでに、一度は行きたいお店です。すぐにいける場所じゃないから、しばらくは映画で我慢。。。

Photo by Pierre Deschamps (C)2015 DOCUMENTREE FILMS LTD

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