こんにちは、浦井智崇です。
私はかれこれ10年以上、趣味でマジックをしています!
マジック好きとしては見るしかない!と半ば使命感に駆られてTSUTAYAでレンタル。
※個人の感想です。多少ネタバレがありますのでご注意ください。
・マジック好き
・心理戦が好き
・ひとり or カップル向き
「騙される」って気持ちいい
マジックを見るとついムキになって「見破ってやろう」と思う人、多いですよね。
かくいう私もそのひとりなわけですが……この映画、開始2分で騙されます。騙してきます。
なんと言っても冒頭、ジェシー・アイゼンバーグ演じるダニエル・アトラスのマジックが秀逸。
このダニエル率いる4人のマジシャンチーム「フォー・ホースメン」が、巨大なイリュージョンでFBIを翻弄します。
果たして彼らの目的は……?
鍵を握る、騙しのテクニック
人を騙すにはどうすればいいか。
劇中で何度も出てくるのが、「ミスディレクション」という言葉です。
言い換えれば、相手の注意を逸らすということ。
手品で言えば、観客が見ていない隙にゴニョゴニョする……みたいな感じ。
この映画において観客はもちろん、私たち。
2時間通して、全力で「ミスディレクション」してきます!
私はずっと騙されっぱなしで、気づいた時に「これがミスディレクションかーッ!」と唸りました。
他にもいくつかマジックの極意が散りばめられているので、ぜひ台詞にもご注目。
マジシャンたちの個性が光る
リーダーのダニエル・アトラスは、イケメンで仕切りたがり。
喋りや動作に少し癖があって、一番マジシャンっぽいかもしれません。
メリット・マッキニーは、メンタリスト。
一時期ブームになったメンタリズムが、ウディ・ハレルソンの演技で胡散臭く仕上がっています。
紅一点のヘンリー・リーブス。
やっぱりイリュージョンに美女は欠かせません。ダニエルとの掛け合いも面白い。
ジャック・ワイルダーは、アクション担当。
トランプを武器にFBIと戦うなど、マジシャンならではの戦闘シーンが観られます。
キャラの立った4人だからこそ、最後まで飽きずに楽しめるんです。

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その観客の一員として、スカッと騙されてみてください。