婚活に悩む女性に観てほしい映画『駆け込み女と駆け出し男』

こんにちは!こめこです。
最近、暗い映画ばかりおすすめしていたので久しぶりに明るい映画『駆け込み女と駆け出し男』を紹介させていただきます。婚活駆け出し女ですが、どうぞよろしくお願いします。

この映画、若い人に勧めたいなーと思って考えてみて、どう紹介したら良いかと思ったときに浮かんだのが「婚活で悩んでるアラサー、アラフォー」。私自身に対する応援歌のような気持ちになったのでその感想を書かせてもらいました。

婚活に向けてダイエットするために、ピンクの体重計を買った。

DogEarFilms流 こんな人にオススメ
・婚活で悩んでるアラサー、アラフォー

先行きが見えない、逃げ込んでしまいたい時に観たい

明るい映画と言いましたが、この映画のストーリー自体は明るくないんです。

江戸時代、離婚が簡単ではなかった世の中で、旦那さんのDV暴力から逃れたりするために駆け込み寺に向かう女達。そんな駆け込み寺に逃げれたからと上手くいくわけではなくて……弱った女達を助けるために御用宿にいる駆け出しの医者の信次郎(大泉洋)は奔走する。

このちょっとのあらすじでネタバレしてしまうかのように、とにかく大泉洋さんのキャラクターが最高です。大泉洋さんの性格そのままで(笑)。その他の役者さん達も大泉洋さんに負けじとばかりに全員が魅力あるキャラクター性を出ているので楽しい映画です。

だから、物語はきちんと泣けるんだけど、何故かずっと笑えちゃう。人生を悲劇か喜劇かに分けるような酷なストーリーではなくて、人生は辛かったり苦かったりすることもあるけど、底抜けに明るく力強く駆け出せば進む道は楽しいと教えてくれる映画です。

悩んだら先輩に相談する。先輩役の樹木希林さん。

私は、この映画を丸の内ピカデリーで観ました。丸の内ピカデリーは二階席がある珍しい映画館です。この映画の客層は年齢層が高く、周りはみんなおじいちゃん、おばあちゃんのような諸先輩方。そんな周りの人状況も相まって映画館の二階席の前方から眺める映像は、まるで落語の寄席の特等席に座っているかのようでした。

それでも、若い人たちにこそ、観てもらいたいと思ったのは、この映画だからこそ学べる言葉があるから。物語を観ていると話の筋は淡々と進むのに対して、役者全員が早口で一場面のシーンが長く、長台詞のはずなのにリズミカルな歌のようにスムーズに展開が広がっていきます。

大泉洋さんは想像通りだけど、観どころは、あの普段ゆったりした樹木希林さんでさえ早口なところ。その樹木希林さん演ずる源兵衛の厳しくも優しい投げかけに若い人は癒やされるはず。

婚活で大事なことは会話?人情?

映画を観ていて思ったのは、役者が早口な映画なんだけど、早口にちゃんと段丘がついてて、ここは面白いとこ!ここは聞くとこ!としらけされないようになってる。だから周りの観客諸先輩方は、きちんと聞き取れてテンポよく笑いの渦が起こる。会話のテンポが大事なんだな、とつくづく実感。

展開も、ベタといえばベタですが期待していたといえば期待していた流れに進みます。おじょこ役の戸田恵梨香さんは可愛いし、堀切屋役の堤真一さんは格好いいし言うことないですよ。近年の恋愛ドラマに出てる人なので若い人にも馴染める演技です。

この映画を観終わったら「ああ、いま世の中に足りない人情ってこういうもんだよねぇ!」と大泉洋さん風に言いたくなるはず(笑)。なぜか映画を観ただけで、婚活での鬱憤も晴れたのでおすすめです。

自分の魅力を大切に

この映画の良い点は前述のとおり、やっぱり役者のキャラクターです。最近の邦画と違って、女性は魅力的に、男性はそれなりに描かれているのが素晴らしいと思います。だから、こちらも見合った自信を持てるきっかけになります。自分の性格を大事にしようと思えるし、そう思ってほしくて紹介しました。

婚活をしている方は20年後どうなっていたいですか?たぶん、今は目の前のことに焦りしか感じられないかもしれません。私がそのひとり。同じ思いを感じている方はふと、この映画を観て、「私のキャラクターってどうだったっけ?」と自身の魅力に気付いていただいて良い出会いに駆け出していただければと思うばかりです。

もし、20年後の水戸黄門を引き継ぐなら、この監督、この役者で不足はないかもなと思う映画でした。もちろん、うっかり八兵衛は大泉洋さんで!

(C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

 

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こめこ

笑えるだけの映画も考えされられる映画も希望を与えてくれるものが好き。本当に好きなもの、おすすめしたいです。 新作の感想は少ないかと思いますが、旧作やDVDなどのレビューから、お気に入りを発掘してもらえたら嬉しいです。