5月病にならないための心の養生。映画『舟を編む』

こんにちは、こめこです!お久しぶりです。皆さんお元気でしょうか?

最近、荒みすぎてストレスの捌け口で暴飲暴食してばかり。そんな荒れた生活習慣だと考え方も荒れてきて、ずぼらに自分が傷付かないように思考して。

そんな人間関係や仕事で悩んでいるときに編集長から紹介された映画『舟を編む』。

オダギリジョーが出てるってだけで嬉しくて、早速NETFLIXを見ながら帰宅。オダギリジョー贔屓なのかほろ酔いだったせいか、チャラくてダサいオダギリジョーの西岡と私が重なり真面目な映画なのに電車の中でクスッと笑ってしまいました。

この優しすぎる映画は登場人物、全員が素直すぎて一度では飲み込めなかった…だって女性みんな、いい人でいじらしくって、その時の私は「女性という存在を自分の良いようにしか見てない男性ばっかなこと」が癪に触って。

だけど、嫌なことにだけ目がついて執着する性格を少し変えて反省しようと思いました。

以下、きちんと向き合って受け止めた後の感想です。

DogEarFilms流 こんな人にオススメ
・仕事に頑張って向き合っている新社会人。
・仕事に向き合いすぎて分からなくなってしまった社会人。
・何に向き合えばいいかわからなくなってしまった人。

うつつをぬかすダサい自分がいた

「辞書を作る」という地味な仕事を担当する部署が本作メインの舞台。

その部署のエース小林薫演じる荒木が定年でぬけることになり、オダギリジョー演じる西岡は一緒に辞書を作る仲間として匹敵な人を探すところからストーリーが始まる。

真面目すぎる性格から出来損ないで変人扱いされていた営業部の松田龍平演じる、馬締(以下、まじめくん)を知り、その姿を見た荒木に一目置かれ、スカウト。

スカウトされた彼も「右という言葉を説明して」という荒木の一言が頭から抜け切らないほど「言葉」の魅力に惹かれていった。

地味な部署に異動した、まじめくんは、順応し真面目に仕事に向かっていくのだが恋にうつつを抜かし、仕事も疎かに…。

私自身も、好きといえば好きな仕事をさせてもらって楽しく始めていたのに、遊びにうつつを抜かし記事を書くことに真剣に向き合わなきゃいけないことを疎かにしていた。

まじめくんから感化をうけるチャラい西岡と重なって、ダサい自分を見つめ返すことのきっかけになったのです。

何が大事か分かるとロマンが広がる

辞書「大航海」を作り上げていく過程で、まじめくんの上司、加藤剛演じる松本先生が辞書「大渡海」の意義を語る。

「なぜ、新しい辞書の名を『大渡海』にしようとしているか、わかるか。

辞書は、言葉の海を渡る舟だ。

ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。もし辞書がなかったら、俺たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」

松本先生は、自分の仕事の何が大事なのかが分かっていて、そこにロマンを持っていることに本当に感銘します。
加藤剛の渋さがさらに強みになって確信をもたらしてくれた台詞。

私も仕事をする中で何が重要で何が重要でないかを知ることが大切だと、「やりっぱなし」な性格ではできないこともあると気付きました。

懸命に過ごしていたことは一生を変える

仕事をする中で言葉の大切さに気づく、まじめくん。恋する相手のかぐやさんとの「キモイ」ほどに素直すぎる恋愛もあり、日々の仕事で成長し青年から壮年へとなっていく。

ラストシーンで、まじめくんから、かぐやさんへ贈ったひと言は、今までの仕事での経験で変われたから言えたものだと思う。

私も反省することばかり、自分はどんなものに一生をかけていきたいのか悩んでいたけれど、ほんの少しだけ答えがでた気がした。
自分のしたいことは責任をもってしていこうと。

「舟を編む」ように日々を編む

後日、友人と仕事の苦手なことについて話し合った。

友人は数字が関わる仕事が苦手。

それを聞いて、人をあたいで判断するような人ではないから数字が苦手なんだと感じた。

数字に疲れたときは見方を変えて、分かりやすく図にした、算数の教科書で出てくるたけし君みたいに認識してほしい。それでも、友人が数字に追われて疲れてしまったときは、膨大な数字の見えない先に色んな人の生活があるのかなと空想でもしてみてほしいと思った。そんなことを考えても無駄かもしれないけど、それくらい友人は凄い仕事をしているから。

一方、私は人のペースに合わせるのが苦手だ。かなりのナルシストで自己中心者だから自分のペースで自分の世界をもってる私は素晴らしい唯一無二と思ってしまう。

それでも、仕事は自分のペースだけでは進められない。周りの協力が必要で周りもそれぞれペースがあるように、それぞれのペースが素晴らしい世界をもってるんだと思って時には合わせてみよう、と反省した。

要するに、もうちょっと読んでくれてる人に合わせて記事の更新ペースをあげます(笑)。私の日常を顧みさせてくれる不思議な映画でした。

暴飲暴食の日々にふと、食卓に出されたお粥のような映画です。

©2013「舟を編む」製作委員会

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こめこ

笑えるだけの映画も考えされられる映画も希望を与えてくれるものが好き。本当に好きなもの、おすすめしたいです。 新作の感想は少ないかと思いますが、旧作やDVDなどのレビューから、お気に入りを発掘してもらえたら嬉しいです。