サウンドトラック国内版 3/21(水)ついに発売!『君の名前で僕を呼んで』

DogEarFilms編集部です。

世界中から熱狂的な賛辞が贈られ、第90回アカデミー賞で脚色賞(ジェームズ・アイヴォリー)を見事受賞した『君の名前で僕を呼んで』(監督:ルカ・グァダニーノ)が、いよいよ日本で4月27日(金)より公開します。

脚色賞を受賞したジェームズ・アイヴォリーは現在89歳。2012年に『人生はビギナーズ』で助演男優賞を受賞したクリストファー・プラマーの82歳を塗り替える、アカデミー賞全部門での史上最年長受賞となります。

ジェームズ・アイヴォリー 撮影-Sylvain-Gaboury

そして本日3/21(水)、待望の国内版サウンドトラックが発売!

本作では、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたスフィアン・スティーヴンスの歌う主題歌「ミステリー・オブ・ラブ」をはじめ、イタリアの美しい情景と二人の瑞々しい恋を彩るサウンドトラックにも大きな注目が集まっています。

本作の主題歌を手掛け、本年度アカデミー賞歌曲賞にノミネート、授賞式では生パフォーマンスで大きな注目を集めたUSインディフォーク界の重鎮スフィアン・スティーヴンス。

スフィアン・スティーヴンスの本作に対する貴重な熱いコメントを入手したのでいち早くお送りします。

これまで『リトル・ミス・サンシャイン』などにも楽曲を提供してきたスフィアンですが、オリジナル楽曲を作成したのは今回がはじめてです。

オリジナル楽曲の制作に至るまでの過程について

「そもそも僕は映画の中での曲の使い方があまり好きじゃないんだ。それに(監督の)ルカが最初に声かけてくれた時は、僕はツアー中で忙しかったんだ。でも一旦電話で話してからはとんとん拍子に事が進んだ。ツアーを終えて家に帰って脚本と原作本を読んだら、すぐに曲のアイディアが固まった。数日で書き上げたよ。すごく楽に出来た」

今回、スフィアン・スティーヴンスが映画のために書き下ろしたのは「ミステリー・オブ・ラブ」と「ヴィジョンズ・オブ・ギデオン」、それにルカから依頼された「フューティル・デヴァイセズ」のリミックス・ヴァージョン。

彼に楽曲制作依頼を出したルカ・グァダニーノ監督について

「彼は最初から彼と僕との間で、監督とソングライターとして、僕たちは理解し合ってシンクロしていると分かっていたんだ。初めてこの映画を見た時、始まる前に彼から『この映画は君の音楽へのオマージュだということを知っていて欲しい』と言われて、照れてしまった記憶がある。でも映画を見終わったときに、彼が言った意味を理解したんだ。(この映画は)僕へのオマージュとかそんなことではなく、確かな音楽的で審美的な世界へのオマージュなんだと」

彼ら2人の信頼関係は熱く、ルカ監督も「スフィアンの歌で映画にもう一つの声が加わったと思う。彼の曲はナレーションのない映画のナレーションなんだ」と絶賛!本作における音楽の重要性がよくわかります。

“映画をスフィアンの歌声で包みたかった”という、監督の思いが見事に実現しました。

今回発売となるサウンドトラックには、坂本龍一による「M.A.Y. in the Backyard」と「発芽」(映画『戦場のメリークリスマス』より)といった名曲も収録され、また映画の舞台設定当時の雰囲気を出すために監督がセレクトしたサイケデリック・ファーズやジョルジオ・モロダー等時代を映した80sヒットが収録されています。

サイケデリック・ファーズの『ラブ・マイ・ウェイ』は本作に起用されたことで30年余り越しに全米チャートインするなどこのサウンドトラックの影響力は凄まじく、本国では大きな話題!

その他にもシーンで爽やかに紡がれていく時間の中で流れるバッハやラヴェル、サティ等クラシック名曲からもセレクトされ、ジャンルレスに楽しめるコンピレーション・アルバムとなっています。公開前にぜひ。

【商品情報】
『君の名前で僕を呼んで』オリジナル・サウンドトラック
2018年3月21日発売
CD:SICP5682     \2400+税 

<収録曲>

  1. ジョン・アダムズ:ハレルヤ・ジャンクション~第1楽章
  2. 坂本龍一:M.A.Y. in the Backyard
  3. ロレダナ・ベルテ:ベニスの愛
  4. バンドレロ:パリス・ラティーノ
  5. フランク・グレイザー:官僚的なソナチネ(サティ)
  6. アレッシオ・バックス:カンタータ第140番『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』より~第4曲(バッハ)
  7. ジョルジオ・モロダー& ジョー・エスポジト:レディ・レディ・レディ
  8. アンドレ・ラプランテ:海原の小舟 (ラヴェル:鏡より)
  9. スフィアン・スティーヴンス:フューティル・デヴァイセズ(ダヴマン・リミックス)
  10. 坂本龍一:発芽
  11. F.R.デイヴィッド:ワーズ
  12. マルコ・アルマーニ:エ・ラ・ヴィータ
  13. スフィアン・スティーヴンス:ミステリー・オブ・ラヴ
  14. フランコ・バッティアート:レディオ・ヴァルサヴィア
  15. サイケデリック・ファーズ:ラヴ・マイ・ウェイ
  16. ヴァレリア・セルヴァンスキー, ロナルド・カヴァイエ:妖精の庭(ラヴェル:マ・メール・ロワより)
  17. スフィアン・スティーヴンス:ヴィジョンズ・オブ・ギデオン

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